スペシャル

メインキャストインタビュー

 
4月の放送開始に向け、TVアニメ『戦場のヴァルキュリア』のアフレコがスタート!
メインキャストのみなさんが熱いコメントを寄せてくださいました。

メインキャストの皆さん

<取材参加キャスト>
ウェルキン・ギュンター役、千葉進歩さん
アリシア・メルキオット役、井上麻里奈さん
ファルディオ・ランツァート役、櫻井孝宏さん
イサラ・ギュンター役、桑島法子さん
マクシミリアン役、福山 潤さん
セルベリア・ブレス役、大原さやかさん


――まずはご自身が演じられる役の紹介をお願いいたします。

千葉進歩さん
ウェルキンは20代前半の男性で、生物学を専攻している大学生。自然科学に深い知識を持ちながらも、ほかのことにはあまり常識がなく、天然さを持ち合わせた青年です。
物語は自分の故郷が危ないと知るや、大学を離れて街に戻ってくるところから始まります。その行動とこれからの展開はとても気になりますが、やはりウェルキンは天然キャラなので、どんな状況においても空気が読めないところが多々あります(笑)。

井上麻里奈さん
アリシアは元々ふつうの女の子でパン職人を目指して修業していました。戦争が勃発すると街を守る為に、自警団に入隊します。性格は元気で明るく、勇気のある女の子なので演じる時はその点意識をしています。
物語の中では、スパイ扱いをされるウェルキンと関わっていくのですが、彼に振り回されつつも、気になる存在になっていくところが注目です。

櫻井孝宏さん
ウェルキンとは学生の時に知り合ってからの仲で、おそらくファルディオがウェルキンに興味を持ったんだと思います。色男でノリが良く、軽口もたたきますが立派に第1小隊の隊長を務めています。真面目に国を思い、熱いところもある、とても雰囲気が良い人だと思います。

桑島法子さん
ウェルキンの義理の妹です。
亡くなった父の形見であるエーデルワイス号という戦車に乗って自ら戦場に赴いていく、見た目の可愛さと対照的に芯はしっかりとしている少女です。兄が兄だけに妹がしっかりしなくちゃいけないと思っています。

福山潤さん
東ヨーロッパ帝国連合、皇帝の妾が生んだ準皇太子で、帝国軍ガリア方面侵攻部隊の総司令官をしています。切れ者でカリスマ性もあり、主人公から見ればいわゆる強敵です。しっかりと強敵になるように頑張りたいと思います。

大原さやかさん
銀色の髪に赤い瞳のクールビューティという言葉がぴったりの容姿を持つ、帝国軍の女性指揮官です。マクシミリアンに忠誠を誓っているのですけれども、どうやら彼女には隠された過去があり、それが少しずつ解き明かされていくのではないだろうかと予感しています。
古代ヴァルキュリア人の血を引く、言わば、裏のタイトルロールかな!?と思わせるキャラクターです。


――アフレコの感想と見どころはどんなところでしょうか?

千葉進歩さん
僕はゲームから収録に参加させていただいていまして、この作品の世界観、風景はゲームのほうでも拝見しておりました。その時から、主人公たちの故郷であるブルールという場所の街並み、自然に恵まれた風景がとても好きで、それがアニメでどう動くのか楽しみにしていました。冒頭での世界観の説明は、この物語がどう展開していくのか、想像を掻き立てられ、とても入っていきやすいのではないかなと感じています。
また、ウェルキンの性格付けはゲームのときよりも若干変わっています。アニメで彼がどんな表情を見せてくれるのか個人的にも楽しみですし、注目して見ていただきたい点だと思っています。

井上麻里奈さん
ゲームの時から大好きな作品だったので、第1話のアフレコは楽しみにして臨みました。自分の中でゲームでのアリシアのイメージが強くあり、それを思い出しながらアニメも演じたいなと思っていたのですが、アニメではオリジナルの展開になるとのことで、新たなアリシア像をつくっていくつもりで頑張っています。
ゲームの方ではすぐにウェルキンと打ち解け、明るく元気で可愛いアリシアでしたが、アニメでは現在のところまだ彼に対しては厳しい言葉を投げかけています。ウェルキンを只者ではないと思いながらも、呆れてしまうシーンが多く、いわゆるツンデレの“ツン”の部分が出されていますが、続きが気になる展開を楽しみながら演じています。

櫻井孝宏さん
ゲーム版とはキャラクターが若干異なるのですが、ゲームの時の収録を思い出し、参考にしながらアニメの方に参加しています。
アニメのファルディオは、よりフランクでアメリカンな身のこなしをし、ウェルキン、アリシアに興味を持っている素振りを見せていますね。彼らとこれからどのような人間関係を構築していくのか興味深いです。そして多くのキャラクターが登場し、キャラクター同士の関わり合いががとても重要になっていくというアニメオリジナルの展開も楽しみにしたいと思います。

桑島法子さん
ゲームでのイサラは自身の持っているダルクス人であるという宿命が故に、人に心を許さず、頑なな部分が印象的でした。
アニメになると、他のキャラクターとの絡みの中で人間性の広がりが出てきて、感情の動かし方なども、よりリアルに感じることができました。ゲームとはまた違ったイサラがお見せできるのではないかと楽しみにしています。

福山潤さん
ゲームでは1人で収録していたので、マクシミリアンがいちばんエライと思いながら演じていたのですが、アニメでは部下の3人(のキャスト)がとてつもなく大きな存在で、味方のはずなのにある意味敵より怖い(笑)。その方たちを顎で使うことがどんなに恐れ多いことか、彼らを従えることが僕の中でのもう1つの戦いであることを実感しました。
敵と戦う前に味方をどう御しえるのか?それが僕の大きな課題です。

大原さやかさん
アニメ化の話はかなり以前よりお聞きしていたので、この日をとても楽しみにしていました。
ゲーム版ではブースに1人きりでの収録だったので、今日初めて3本のマイクの真ん中に立ち、右側に大塚周夫さん、左側に大塚明夫さんがいらっしゃる中でお芝居させていただきました。緊張感と安心感があり、ああ、これが我が帝国軍なんだと実感しました。
個人的にはこれまで共演の多かった福山さんが自分より立場が上になる役が初めてのことなので、この屈辱を(笑)身に染みながら演じるのが自分の中での戦いです(一同笑)。頑張ります。


――アニメで希望するところを1つお聞かせください。

千葉進歩さん
無理を言わせていただくなら、ヴァルキュリア人になってみたい。

井上麻里奈さん
女性キャラにはない男性キャラのシャワーシーンに少し悔しい思いをしました(笑)。ゲームにあった海水浴のシーンが描かれてほしいなと期待しています。

福山潤さん
僕にもシャワーシーンがほしいです(笑)

大原さやかさん
ゲームにあった番外編をアニメでも見てみたいです。普段は感情の起伏を見せないセルベリアが少しはにかんでみたり、部下への思いやりを示したりするのがとても印象的だったんです。アニメでもぜひそんなセルベリアを見てみたいです。


――それでは最後に、アニメを楽しみにしてくださっているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

千葉進歩さん
ゲームの時からこのドラマがどう膨らむのかなと考えながら演じてきました。とにかくキャラクターが生きていて、そのキャラが生きているが故に迎える結末は、どうしてそうなるのか、きっちりとみなさんに伝わっていったのではと思います。
その感動であったり、笑いであったり、喜怒哀楽があったからこそ多くの人に共感された部分があると思いますが、アニメでもその辺に注目しつつ、素晴らしいキャスト陣と一緒にキャラクターをさらに生かせるように頑張っていきます。絵もとても綺麗です。ぜひ注目して見てください。

井上麻里奈さん
私自身アニメ化を楽しみにしていて、いよいよ始まることを嬉しく思っています。
ゲームをプレイしてくださった方は新たな気持ちで楽しめると思いますし、ゲームを知らない方にも十分楽しんでいただける素敵な作品だと自負しています。TVアニメ『戦場のヴァルキュリア』にご期待ください。予想もつかない展開をお楽しみに。

櫻井孝宏さん
アニメーションならではのストーリーと、たくさんのキャラクターたちが織り成すドラマが魅力的な作品です。
「戦場での恋」がキーになっているので、その辺りも注目していただければと思ってます。

桑島法子さん
ゲームで人気となったこの作品が、こうしてアニメ化されることを嬉しく思います。
アフレコも順調で、和気藹々と楽しい雰囲気の中で収録をさせていただいておりますので、このまま2クール突き進んでいきたいです。いろんな放送局でオンエアされるので、お住まいの地域の放送日時をぜひチェックしておいてください。

福山潤さん
ゲームをプレイしたことのある知人からは、とても面白い作品だという言葉をいただきました。そんなゲームのTVアニメ化ですのできっと楽しんでもらえると思いますのでぜひご期待ください。

大原さやかさん
ゲームでは色合いが淡い感じだったのですが、アニメではどう表現されるのか楽しみです。そしてゲームと同じく崎元さんの魅力的な音楽の中にも、より世界観の深い、密度の濃いドラマが展開されていきますので、皆さんもぜひ楽しみにしていてください。

――ありがとうございました。


↑この日の収録に参加された方全員で